今回紹介する弁の萌え点は、命名がかなりカッコイイです。自画自賛。
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「六端十字型」

国立市の空気弁蓋です。(撮影/赤青鉛筆さん)
赤青鉛筆さんツィッター

弁の5画目に斜めに入る萌え点です。
左上から右下にむけて迷いなく刻まれています。

六端十字型の萌え点は、東京の他、京都でも発見事例があります。

さて、「六端十字型」は、ロシア正教会で用いられる事の多い
六端十字架(東方十字ともいう)の形状に似ている事から命名してみました。


六端十字架を説明します。

良くみる十字架、



の形をした十字架は、ラテン十字といいます。

それに対して、
ロシア正教会などで使われている「八端十字架」というものがあります。
このような形をしています。



ラテン十字に比べて二本の線が多い形状をしています。
8箇所の先端部分が存在するので、八端十字架です。

上部の線は、「ユダヤ人の王・ナザレ人イイスス」と書かれて
十字架に打ち付けられた罪状書きを象徴しています。

下部の斜めになった線は、足台を象徴しています。

参考図画
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16世紀、クレタのセオファニスによってに描かれた正教会のイコンです。
スタヴロニキタ修道院所蔵。

磔の十字架上部に罪状書きの板、足元に足台があります。

なお、足台を示す、斜めになった線は、キリストとともに磔にされた
2人の盗賊にいわれがああります。
キリストから見て右側の盗賊はキリストを認めて天国に、
左側の盗賊はキリストを罵り地獄に落ちた事を象徴しています。

そして、この八端十字架から罪状書きの上部の線を除いたものが、
「六端十字架」です。
このような形状をしています。
六端十字
似ていますね。そっくりですね。
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という事で、弁の萌え点「六端十字型」です。


現在(2012.12.16.)のところ、弁の萌え点は以上のように8つに分類しております。
亜種などもあったり、まだ未発見のものもあるのでさらなる研究の余地があります。

特に、堕点型と六端十字型の複合したものなどが今後発見されるのではないかと
ひそかに期待しております。

もし見つけた場合は、「磔のルシファー型」とでも名づけましょうか。(混沌)

さて、これからも萌え点研究をつづけ、新種などの発見につとめたいと思います。

弁の萌え点は種類が多く、話が長くなってしまいました。
次回は簡単に萌え点 「弁」まとめ を書こうと思います。