そこはかとなく、マンホールの蓋

前回にひきつづき、「弇」の萌え点を紹介します。
今回は、「ハンカチ落し型」です。

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空気弇の蓋です。東京都北区の蓋ですが、都内に散見します。
「気」がややこしい字体ですが、旧字(正字)の「氣」です。 萌え点ではありません。

弇の右下にご注目ください。点が多いです。萌え点「ハンカチ落し型」です。

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かなり立派な「ハンカチ落し型」の萌え点です。
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間違いなく意図的にうたれた点です。
何の迷いもありません。すがすがしい。
撥ねの部分にも力が漲っています。 

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斜めからも撮影してみました。
惚れ惚れする萌え点ですね。うっとり。

次回も弇の萌え点を紹介したいと思います。

「弇」の萌え点、「萌え尻尾型」を紹介します。

復習:
「弇」は、「えん」と読みます。
覆う」という意味です。

「制水
弇」のように使われます。制水弁の入っている蓋という意味ですね。
こんなかんじです。
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弇を拡大
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東京都東村山市の制水弇です。
東村山駅周辺で良く見かける蓋です。

さて、それでは本題にはいります。

同じ東村山市の制水弇の蓋です。
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始めに紹介した蓋は右書きの制水弇でしたが、
こちらは左書きの制水弇です。
おそらく、こちらの方が古いのでしょう。
そして、弇に萌え点がついてます。

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右下、9画目にくっついた形で点があります。
「萌え尻尾型」の萌え点です。 

参考:
「弁」の「萌え尻尾型」はこちら
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「枡」の「萌え尻尾型」はこちら
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「萌え尻尾型」は、萌え点におけるひとつの典型といえると思います。 

次回も弇の萌え点を紹介します。
紹介するのは、もうひとつの典型ともいえる「ハンカチ落し型」です。

前回にひきつづき「吐」の萌え点をご紹介します。

北海道の岩見沢駅前にある「泥吐弇」の蓋です。
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写真:駅からマンホールさん ツイッター

haku
右下に点が一つ多い「吐」です。
「ハンカチ落し型」の萌え点です。

弁にもありましたね「ハンカチ落し型」。
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なにか足りない気分になって、つい足してしまったような点です。

萌え点研究はじめに でも書きましたが、
句読点のような役目を字体に反映させると、いきおい右下に点をうちたくなります。
「弁」の萌え点に「ハンカチ落し型」が多い理由の1つだと推察されます。

今回の「吐」の萌え点は、「泥吐弇」の真ん中の文字に出現しています。
末尾の文字以外に萌え点が出現するのは大変珍しいです。
ただよく見ると末尾の3文字目にも萌え点があります。

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弇の字の右下にあるのは「ハンカチ落し型」の萌え点です。

そうです、この蓋には2つの萌え点が存在するのです。

なんと「ハンカチ落し型」の萌え点が2つ。
ああ、声を大にして「泥吐弇」と言いたいのだなぁと感慨深く鑑賞する次第です。

なお、弇とは「えん」と読みます。
「覆う」という意味です。
泥吐
弇→泥吐のカバーといったところでしょうか。

このような字体ですが、



この蓋の
には、


このように「ハンカチ落し型」の萌え点がついてます。

次回はこの弇の萌え点を紹介します。
っていうか、もう紹介しちゃってますね。



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